04/10 大塚 Welcome back!!
Set List
- vis(invisible force)
- devil's food
- Galaxy 2006
- interlude 1*
- In Najaf*
- Falloojeh*
- oracle
- interlude 2
- MTRX SUIT*
- Lullaby of Takeda*
- interlude 3
- indian summer
- religion*
(*=画像付き)
4/10(月)、今年初のライヴを大塚 Welcome backで行いました。小雨混じりの中、お出で頂いた方々にお礼申し上げます。
さて、今回、サポート・ギタリストとしてKatsuhisa "Lucky" Fujimoto氏を迎えました。また、イメージ映像をステージ中央に置いたPowerBook G4から流しました。
Welcome backのHPに24h限定で掲載されたLive Reportは以下の通りです。
マックのループリズムにのせて重厚なギターサウンドを聞かせてくれる7弦ギタリストENOさんです。今回はもう一方ギタリスト(注:Katsuhisa "Lucky" Fujimoto氏のこと)を迎えてのツインギターライブです。かなりヘヴィーに作りこんであるプロトゥールス&ギターエフェクトのコンビネーションは、他に類を見ないジャンルの音楽です。クラブサウンドとブリティッシュ系のメタルサウンドをうまくブレンドさせたテクニカルなステージです。ほぼMCも無く(注:MCは全てコンピュータの合成音)、重々しい空気を漂わせたままステージは進行していきます。それはまるでギターサウンドへのトランスを導くような流れです。総じてENOさんはハードなサウンド、一方のブルーのストラト(注:Katsuhisa "Lucky" Fujimoto氏のこと。但し、彼のギターはストラトではなくFreedom C.G.R.のストラト系プロトタイプ)はクリーントーン系を多用、それに準じてソロも方やハードに、方やクールにとコントラストをつけていました。また中央に置かれたビジョンにはイメージ映像が流れ、アートとしてのトータル感をより鮮明に打ち出していました。確かなテクニックと斬新なアイディアに満ちたステージでした。
・・・確か、大塚 Welcome backの括りとしては"Fusion Night"・・・ しかし、ENOの音楽は"Confusion"(混沌)・・・
今回は"Shiro's Nap"との対バン。彼らの爽やか系とENOのコテコテ系。バンド・サウンドとコンピュータ・ベースの音楽。面白い対比があったのではないかと思います。また、昨年末の"ITANI"とのコラボの時より、テンポの速い曲が多かったとのご意見を頂きましたが、"Lucky"氏の超テクを見込んでの事、なかなかスリリングな展開になったと思います。ENOとしては"Lucky"氏にひたすら感謝です。
そして、ライヴの最後に"Shiro's Nap"とセッション。選曲されたのは何とマイルスの"So What"、シローさん曰く「ENOさんもFujimotoさんも歪んだギター、というイメージがあるので敢えてJazzのスタンダードで・・・」とのこと。三人三様のアドリブ・ソロ。一説にはENOのギターがいちばん男っぽかった、と。
久々にバンド・サウンドの中で演奏することの楽しさを存分に味あわせて頂きました。
"Shiro's Nap"の皆さん、ありがとうございました。
そして、大塚 Welcome backのスタッフの皆様、ありがとうございました。
【追記】
"Lucky"氏より「ライブ予想以上に楽しむことができました♪」とのメール。
先ずプレーヤーが楽しく演奏出来なければ、お客さんに音楽の楽しさは伝わらない。それを改めて感じます。